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2010年11月07日
カテゴリ：わが町
にととらさんのコメントを見ていたら･･･ 30年前の事を思い出した  結婚してこの温泉町に暮らし始めた頃･･･ 築100年位の古い家の2階を改装して 曾祖母と旦那と私と3人で暮らし始めた 家にお風呂は無く･･･と言ってもこの町のほとんどの家が 温泉地という事もあってか家にお風呂が無かった 曾祖母は昼湯に通っていて･･･ お風呂仲間と言うのが出来るのだ 私は、旦那と連れ立って夕食後に銭湯へ行っていた その頃の銭湯はとても賑わっていた 確か･･･50円位だったように記憶している その頃は髪洗い料金と言うのがあって･･･10円を払って 髪洗いという木札を貰い･･･ 髪洗い場(今もあるけれど･･･立って髪が洗えるようになっている場所）で 木札を下げて髪を洗っていた 洗い場は顔を洗ったり、上がり湯の時に譲り合って 使っていた 身体を洗う時は･･･大きな楕円形の湯船の周りで洗っていた 知った人を見かけると･･･背中流しましょうネェ～と 声を掛けて･･･当たり前のように背中を流してくれる 私は、他所から来たのでなかなかこの声掛けが出来なくて･･･ 何時も今日こそはと思っていたけれど･･･ タイミングを逃して･･･ 何時も背中を流してもらうばかりだったなぁ～(苦笑） 今日も温泉へ行ってきたけれど･･･ とっても空いていて、ちょっと寂しい気もした あの温泉銭湯文化も良い物だと今は思う 近所の家族の顔が分かったし･･･子供は大人になるという事や 歳をとるという事を自然と裸の付き合いの中から学べたと思う 裸の付き合いと言うのもなかなか良い物かもしれない それに･･･ 温泉に通っていたら･･･こんな体型にならなかったかも･･･ もっと気にして気をつけたかなぁ～と思ってしまった 
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