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テーマ:徒然なるままに(1486)
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どこの学校にも「七不思議」と言うようなものはある訳で、もちろん、俺の卒業した小学校にもそれはあった。
なんで六や八ではなく七なのかは諸説有るが、そもそも八と言う数が日本では聖なる数・完全なる数とされていて、また、漠然と「大きい数」を表すのにも用いられていた。 そのため、七と言う数は「完全体に何か一つ足りない数」とか「多いけれども把握できる程度の数」と言う感じで、色々と使われていたようだ。(七福神、七草、七転び八起きなど) まぁ海外では聖なる数は七だし、七つの原罪みたいに宗教的な意味をよく持たせられているので、海外の世界七不思議などが元になった可能性は高い。 閑話休題。 今回、話の発端になったのは「逆さピエロ」と言う話。 実際現象として多くの人が見ていると言う点では最強の部類に入る話ではないだろうか どういう話かと言うと、「みんなのうた」だったか、学校で使う副教材の中表紙が学校の旧校舎(木造校舎)の写真なのだが、そこに写っている音楽室の窓に「逆さに吊るされたピエロの姿が写っている」と言うのだ。 俺も見た。多分木の枝の影がそう見えるだけなんだろうけど、小学校低学年の俺はおしっこちびりそうなほど怖かった。 後付けのような話もちゃんとあって、虐められてだか事故でだか忘れたが、6年生が音楽室で首吊り状態で死んでしまい、その子が大事にしていたピエロの人形がそこに写ってるとか、そんな話だったように思う。うろ覚えだが その他の六つの不思議は良く覚えていないが、「旧校舎の廊下を疾走する、手首が演奏しているグランドピアノ」とか、「旧校舎の一番奥にある、普段は12段しかないのに夜9時には13段になる階段」とか、「旧校舎の渡り廊下の横にある姿身の裏から染み出る影」とか・・・ とにかく「旧校舎」と言うキーワードが多かった。 当時旧校舎は1・2年生の教室として割り当てられていたので、そんな話を聞いてしまうと怖くてしょうがなかった 今はもう取り壊されてしまったが、良い思いでだなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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