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カテゴリ:本日の学び
昨日は、ヒーラーのえっちゃんのお誘いで、「伝説の棋士 羽生義治」さんの講演会に行ってきた。
その中で一番響いたのが「羽生さん」の強さの秘密でした。 羽生さんは棋士史上初の7タイトル全てを制覇するという快挙をなしとげ 「天才」「名人」といわれ続けています。 では、そんな羽生さんがそこまでの強さを持てた秘訣とは何なのか? 講演会で直接話されたことと、私自身が羽生さんが醸し出している空気から読み取ったことを お伝えすると・・ ━━━━━━━━━━━━━━━ ○強さを生む秘訣その1 ━━━━━━━━━━━━━━━ 『先入観、囚われを持たない』 ーーーーーー 若者へのメッセージはありますか?という質問で繰り返しおっしゃったのが 「新しいことはいつも囚われ、先入観のない若者から生まれる」 「時代は常に新しい価値観の中で生まれる。だから、常識や囚われに縛られずトライして欲しい」 とおっしゃっていました。 羽生さんも今までの将棋はこうだから、とか、こうしないと勝てないというような 囚われを気にせず進み続けた結果強さを作り出すことができたのではないでしょうか? ━━━━━━━━━━━━━━━ ○強さを生む秘訣その2 ━━━━━━━━━━━━━━━ 『探究心』 ーーーー 羽生さんは、完全な勝ちパターンというものを自分の中で作らないそうです。 常に、新しい素晴らしい一手を考え続けているそうです。 同じパターンにこだわることなく、より最善を目指す探究心が 強さをうんでいらっしゃるんだとおもいます。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ○強さを生む秘訣その3 ━━━━━━━━━━━━━━━ 『直観を信じる感性』 参加者の中からどうして勝ち続けることができるのか? という質問に対して答えていらっしゃったのが 『先を読んでも私が読めないような手で打たれることもあり、想定どおりにならないことだらけです。 そういうことの積み重ねで将棋がなりたっているので、私がどうして勝てたか?を考えてみると 最後には「偶然」としかいいようが無いです。』 とお話され、さらに 『もし、その偶然でなっとくいかれないのであれば、私が自分の手を決めるときに考えに、考え尽くし 最後は直感に頼ります。 その直感をどんな感覚かというと、『好きか嫌いか』になりますね。 この一手が自分の好きな手ならそれでいいなっというような感じです。』 将棋の世界はシュミレーションの対決かと思いきや、昇る所まで昇った人が言う言葉が最後は 『好きか嫌いかですね』 だとしたら、これはすご~~く深いですよね。 勝負を決める神様が見ている私達に対する一番の判断材料は『好きか嫌いか』だということですよね。 だとしたら、『好き』なほうを選択していき続けることができるのが一番幸せですよね。 やっぱり、神様はちゃ~んと見てるんだなあ~ と思った講演会でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.02 14:40:14
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