カテゴリ:ウクレレ弾き語り
「思い違い」や「勘違い」ってよくありますよね 今回の「雨に咲く花」は 1935年 日本映画「突破無電」のテーマとして関種子さんが歌って大ヒットしましたが 日中戦争開戦後とあって 歌詞が女々しいという理由で発売禁止となってしまったたという 曰く付きの曲です その後1960年 井上ひろしさんがロッカバラード調にアレンジしてリバイバルヒットしたことはもう誰もが知るところ
当時 自分もまだ田舎の少年で ラジオから流れて来るこの曲を聴いてよく口づさんでまして 今でも空で歌えるくらい なので当時の思い出として また歌ってみたところ どうやら歌詞を勘違いしていたみたいで「空に涙のセレナーデ」というところを「空に涙のエトランゼ」と思い込んで もう何十年もずーっと間違ったまま口づさんでいたようです それが 今回ウクレレ弾き語りにアレンジしてみようと始めたのが切っ掛けで その勘違いに気付いたという もちろんアレンジしてなければ 思い違いのまんま 一生間違って口づさんでいたに違いありません こんなことってあるんですね ところがです! 井上ひろしさんもまた 歌詞を間違って記憶していたようで それをそのままレコーディングしてしまったという? 真意はよく分かりませんが しかも2箇所も! これには驚きました こんなこともあるんですね よってこの曲の歌詞は 以下の通り 関種子Verと井上ひろしVerの2種類が存在しています 関種子 雨に打たれて 咲いている 井上ひろし 雨に打たれて 泣いている 関種子 窓に涙のセレナーデ 井上ひろし 空に涙のセレナーデ おそらくほとんどの人が 井上ひろしVerで歌っていたのではないでしょうか さすがにセレナーデをエトランゼなんて勘違いしてた人なんていないでしょうけど で よくよく調べてみましたら エトランゼという歌詞はディック・ミネさんのヒット曲「夜霧のブルース」の3番に「春を持たない エトランゼ」とありました そのパートを自分の脳内で勝手にリミックスしてしていたみたいで たまたま先日FMラジオでこの曲が流れて来て あっこれだ!エトランゼの正体は!?って 長い時を経て勘違いが解明されることもあるんですね よかった 危うく墓場まで持っていくところでした ちなみに「エトランゼ」とはフランス語で「異国の人 旅人 見知らぬ人」という意味らしいです ならいいじゃん 「空に涙のエトランゼ」でも 素敵なフレーズだね むしろこっちのほうが てお前は第二の井上ひろしか って こちらの二木先生のブログでも 投稿者のみなさんが それぞれその辺を熱く語っています 参考までにどうぞ 二木紘三のうた物語 【アレンジ解説】「雨に咲く花」 この曲は3番まであり 原曲では2番の後に間奏がフルVerで 次に3番へという結構長めな構成になっていて これをそのままウクレレ弾き語りすると どうしても単調で ちょっとダレ気味になってしまうので 今回あえて間奏は前半の半パートのみにして 3番後半のパートへ繋ぐというアレンジをしてみました ウクレレはシンプルな楽器なのでギターのような表現力は持っていませんし それを望んでも無理 むしろ手軽に どこでも どんな曲でも弾けるというメリットに着目すべきです よって長い曲や難しいフレーズは 出来るだけシンプルにアレンジする必要があると考えています 今回の聴かせ処はイントロと 間奏の終わりから3番へと流れるオブリガートです といってもそれほど難しいことはありません 動画に入れるとごちゃごちゃして見難いのでルート音までは書き込んでいませんが 下記の通りです まずはイントロから 1小節目と2小節目はコード弾きを挟んで こうすると間が保てるので一発ジャーンと入れて それから3小節目 A7の(左手)人差し指ー中指ー人差し指という流れは指を思いっきり開かないとスムースに弾けません 略してますが 人(人差し指)中(中指)薬(薬指)0(開放弦)という意味です 分かりますよね でもビギナーの方にはちょっと押さえ難くて苦しいかもしれませんが 頑張って などと上から目線で言ってみる 間奏はこんな具合 一番左上の数字が小節番号で 後半にチョーキングが入ります でもウクレレなので大したベンド効果は出せません 無理です まあできる限りということで それから43小節目の3連符×3はここからサビへと続くので出来るだけスムースに 流れるように弾いて下さい ここがこの曲で最も盛り上がるところですから 私にはできてませんが ↓↓ ウクレレやってます にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024年11月05日 09時03分01秒
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