斎藤 手応え ~ 栗山英樹の目指すもの
2月8日2月24日(金) 上毛新聞より斎藤 制球乱すも 手応え栗山監督は「佑樹(斎藤)の立場で点を取られては駄目」と辛い評価をしたが、本人は至って前向きに考える。「軽く投げても球がいくことが、きょうは感じられた。そこが成長したかな」と。キャンプを通じて、確かな手ごたえは感じられているようだ。(記事一部抜粋)栗山監督の斎藤佑樹投手に対する期待の大きさを感じるコメントでした。キャンプ前からこういった感じの激励がずーっと続いてます。王子さんも去年の6勝6敗という数字から、今シーズンは2桁を目標でと言いたい処なんでしょうけどね。「それでは駄目。もっと貪欲に。チームのエースとしてではなく日本球界を代表するような投手に。だからもっともっと必死に取り組まなければいけない」と厳しい指摘を受けたようです。ただ、あんまりがむしゃらさで魅せるタイプじゃないのでちょっとそういうのはね。大エースの抜けた穴を埋めることがいかに大変なことか。今シーズンのハムの一大テーマでもあります。先日のオープン戦(対楽天戦)では武田勝が好投したようで、これは好材料の内の一つでしょう。と言ってもやってくれて当然の人なので、他にあと一人か二人先発候補が欲しいところでもあります。つくづくドライチを獲り逃がしてしまったことが悔やまれます。ということで栗山監督が誰にハムエースの看板を託すのでしょうか。開幕戦が待ち遠しいですね♪ ところで先日ちょっと触れましたが監督の若手選手の育成に賭ける意気込みには並々ならないものがあるという話でしたが。 何でも監督が“武闘派宣言”をしたとかいう、物騒な!? 「退場も辞せず。5回まで」という話です。いいぞ~!しかしどこの世界に退場を宣戦布告する監督がいるんでしょうか。あまりにもユニーク過ぎて笑っちゃいました。でも本音を言うと嬉しかった www前の梨田監督が何もしてくれない人だったから余計にそう感じましたね。体を張って選手を守らなければという監督の意気込みがびんびんと伝わってくるようでプチ感激しました。かつてハムの闘将大沢親分はマウンドに走り込んで相手のピッチャーに殴り掛かかりました。「てめえうちの選手に何しやがるんでぇ!」とデッドボールをぶっつけられたお返しに握りこぶしで。ええで節の上田利治監督は1塁塁審に「どこを見て判定しとるんや!」と横っ面をばーんといっちょ! おおっ、やるなあ監督~ってね(アタシだけ?)。栗山監督は紳士なのでそんなことはしませんよ。まあ暴力はないでしょうね。ただその熱い思いを切々と審判に語り出すもので時間切れタイムアウトになって退場というパターンになるのでは。「あっ、来たよ来たよ。やだね~。またジャッジにクレームかよ。栗ちゃん言い出したら長えからなあ…」と審判が嘆く嘆く(などと勝手な想像を…)。--- 栗山監督「武闘派宣言」(2月8日 デイリースポーツより)----不可解な判定をされた際「選手が一番辛いのはベンチのノーリアクション。それは避けなければならない」。さらに「Hランプがつくかどうかで、野球人生が終わる打者がいる。投手も1球1球に思いがある」とコメント。長い間ネット裏からハムの野球を観てきてそこに足りないものを感じていたのでしょう。特に梨田昌孝の戦法には大きな疑問を感じ真っ向から反論しているようにも思えます。これからのハムはいろんな意味でアグレッシブにならなければならない。そのためにまずは選手の意識改革から。どのような意見を持っているのかマンツーマンで語り合い本音を聞き出すという。だから言いたいことがあったらいつでも来いと。それから先日はNHKテレビのスポーツニュースでインタビューを受けていましたね。その中で「F,sの良いところはどんなところでしょうか?」という質問に「選手みんなが大人である。自分が(チームの中で)何をしなければならないかということをよく心得ている」と答えていました。逆に「悪いところは?」という質問には、ちょっと困った様子で「…ありません」と。いや、良いところの反対の部分かなとも。「大人であるが故に自分を押し殺してしまい選手の個性が生かされてないのでは」(といった内容だったと思います…)。おそらく監督は“繋ぎ”の中のマイナスの部分である“縛り”を一度解放させたいという気持ちがあるのでしょう。もっと自由に。そしてもっとよく自分自身で考え、それをプレーに活かせるような選手になってもらいたい。そういうチームが理想であると。(賛成!)。栗山英樹の野球スタイルは清々しいほどにクリアーです。分かり易いしファンの気持ちをよーく分かっている。梨田昌孝とはえらい違いで…。また書きます。↓↓ F,s LOVEにほんブログ村