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テーマ:ガンの後の日常(82)
カテゴリ:病院のいろいろ
前回は、退院後に統合医療ビレッジへ出かけて、免疫チェックをしてもらい、その結果に基づいてサプリメントの処方をしてもらったことを書きました。今日は、この病院のことを書きます。ここは、色々な意味でユニークです。
免疫チェック自体も他の病院ではやっていないものだそうで、ユニークですが、システムもユニークなのです。 免疫チェックは保健が効かないので、保険外になります。でも、チェックしなければならないのは免疫だけではありません。赤血球、白血球、リンパ球、腎機能、肝機能など、もろもろの、普通の血液検査に含まれる、保険の効く項目も、もちろん重要なチェック項目です。 普通の病院でこれらを同時に検査したら、保険外の項目と同時に行う場合、保険内の項目にも、保険が効かなくなってしまうそうです。 統合医療ビレッジでは、ホームページ(左のリンクにあります)にあるように、同じビルの中にいくつかの病院が同居している形になっています。そして、 ”保険外の検査と、保険内でできる検査とは、別々の病院で行うシステム” になっているのです。領収証を二つに分けてもらうことになります。患者にとっては、費用面で大変に助かります。他に、レントゲンや心電図も、保険内でやって頂きました。 また、サプリメントだけでなく、必要な保険内の薬も処方して頂けます。この冬に咳が続いたことがあったのですが、漢方薬を保険で処方して頂きましたし、流動食のラコールも保険で処方して頂いています。 さらに、保険外で処方されるサプリメントも、領収証に、ドクターの処方によることを明記してくれます。すると、サプリメント代が確定申告の医療費控除に出せるのです。これは、まま、認められないこともあるそうですが、私はこの春に出した医療費控除は、申告しただけ全部認められました。大きいです。 昨年の春の確定申告では、前に書いたように、癌保険がたくさんおりていたため、医療費控除の申告ができませんでした。ま、それ以上に保険をもらっていたわけではありますけど。今年は、初めての医療費控除申告で、通るかちょっと心配だったのです。 統合医療ビレッジの腫瘍相談では、他に、先生のアドバイスに基づいて、鍼灸や栄養相談、サイモントン療法のカウンセリングなども、受けることができます。鍼灸やカウンセリングは、医療費控除にはならないらしいですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.09 23:07:36
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