|
テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:子育てあれこれ
ちょっと前にうちのお父さんが学校のパパさんの会をやっているという事を書きましたが、私の方はPTAをやっています。私はヒラの委員ですが。なので両方の関係が見えるようになりました。
PTAは実は存続が不安になるような状況です。行ってみるとお母さん達しか居ません。が、今時、フルタイムで努めている人でなくても、多くはパートに出ています。暇な人はいないのです。委員のなり手は少ないのだけれど、無しにするわけにもいかないので、半強制的に、一度はやらなきゃいけません、と、やらされます。 専業主婦の方の場合、土、日はお父さんや子供が家に居るから出られない、という理由がつき、伝統的に委員の定例会は週日に行われます。フルタイムの勤め人は年休を取らねば出席できません。私が病気療養になる前にやった時には、委員長の方が配慮して下さり、土、日開催のPTA関連研修やお祭りのゴミ拾いなどをメインに担当する代わりに週日の定例会を免除してもらえました。 しかしヒラ委員でなく委員長などになってしまった場合、PTA連合などの対外的な仕事も入り、責任も重くなり、融通を効かせてもらうこともできなくなります。当然、そのなり手もありません。無しにするわけにもいかないので、くじを引くわけです。くじで当りを引いてしまったら、仕事があろうと無かろうと、断るのは至難です。 当たりを引いて断れずに、できませんと言ってもできる範囲で形だけやって下さいと言われて引き受けて、やはり仕事は休めずに殆どやれずに通してしまった、という方もあるようです。或いは、パートの方で休むのは至難だけれど、時間で融通してもらって制服で委員会に出てそのまま仕事に直帰、という形でこなした方もあるそうです。 それはあんまりだ、女性も職場でどんどん活躍して欲しい、と考えて下さる専業主婦の方々からは、仕事がある人にはなるべく回さないように、という姿勢も出てきます。でも、そうすると専業主婦の方々ばかりにPTAの負担が偏っていきます。あからさまな不満が出てきます。 みんな、子供のためには一生懸命になれるのですけどね。とにかくお母さんの負担が、大きくて、背負いきれない。 でも、それなりの解決策というか、対策はあります。 今年度も或るPTA委員を引き受けましたが、実は殆ど仕事らしい仕事がありません。殆どの仕事を、そのつどボランティアを募って、委員以外の人にやってもらっています。委員としては月1回、1時間程度の週日の定例会に出ているだけ。今は療養中で家にいるので、出席できます。出席できなくても、連絡事項を後で聞けば足りるような内容ばかり。来年度も、「委員は楽よ、誰でもできるわよ」と言って委員を募れます。また、委員にはなれないという人も、仕事をしていても年に1回から数回のボランティアであれば、やれる、やりたい、という方が殆どなのです。 でも、ここまではお母さんばかりです。もっと根本的な改善の鍵は、お父さんです。 続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子育てあれこれ] カテゴリの最新記事
|