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テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:中学受験生とのあれこれ
今日は学校へ行く用事があり、ゴルリナが5年生の2月までお世話になったクラブの先生にお会いしました。中学受験をすると言ってクラブを辞めた時に色々と相談に乗って頂いたのでした。
受験を辞めると言っていることを報告すると、先生は言われました。 「なるほどね、いいじゃないですか。あんな植木算とか、いらない勉強です。中学で3年間しっかり勉強して、高校受験してね。親孝行ですよ。また音楽をやってね。」 中学受験の算数が、中学、高校、大学の数学とは直接関係がないものであるのは確か。いらないと言えばそうかもしれません。ご自身のお子さんも私立中学に行かれています。その上でこう言って下さるのです。 この先生に以前相談した時には、中学受験は親の健康に悪い、って言われたんだったっけ。公立高校もいい、とも言われました。親孝行と言われるのは、健康のことを言われたのか、経済的なことを言われたのか。 本人は親孝行のために受験を辞めると言っているわけではないでしょうけど。親孝行なのかな。 確かに算数の特殊算は練習してまでできるようにしなければならないものではないと思いますが、塾で勉強したこと自体は、必要なことだったと思います。 ゆとり教育世代のゴルリナ、学校では総合的な学習などで、お祭り的なイベントの準備の話し合いなどばかりをやっているという感じでした。国語も話し合いなどの時間が多かったようですが、授業参観で見るとガヤガヤと子供同士でまとまらない話をさせているだけで、効果的に指導しているとは思えませんでした。4年生の時は多分子供の話し合いに時間をとり過ぎたためか、あの薄い教科書を全部終らずに、先生が「ハイ、終ったことにしましょう」で済ませてしまった、と言っていました。 そんな中、塾に行っている子は先に先に習っているので、学校の授業で出てきた事にも「あ、それ知ってる」などど言って分かりが早い。ゴルリナは塾には行っていませんでしたが、「自分は頭が悪い」とか、「たかが塾に行っているかいないかで、そんな差がつくのが口惜しい」とか言っていました。あのままにしておくことはできませんでした。 4年生の終わり、塾の5年次が始まる時に、お友達がN研に行き始めたのに誘われて一ヶ月遅れで入りました。本人談によると「面白そうだったから。受験をしたいなんて目的意識があってではなかった。よく今まで続いたもんだ。」そうです。 受験をしたいなんて目的意識があってではなかったとしても、塾での授業の内容はよく吸収してくれたと思います。最終的にはW3(A3)組で1番、2番も経験したのだから。学校でもいつの間にか優等生と言われるようになり、お友達に算数を教えたりもするようになりました。塾で学んだお陰です。 塾で学んだからって、全員が受験をしなければならないということはないと思います。N研にとっては、そうとう特殊だったようですが。 N研がベストだったかどうかは、疑問です。W(A)クラスの「上」に相当するGクラスは週4日の講習+テストで、週5日の拘束。私以外にも、実際に子供を通わせている方でも、疑問に思う方は多いでしょう。私はどんなに成績が上がってもGに行かせる気はありませんでした。夏休みも尋常じゃなかったし、これからやって来る冬休みも。ホント、辞められて良かったです。 だけど、学校だけに頼っては育てられなかったのです。学校の授業に出ていても、学力の基本も保証されなかったのではないかと思っています。 最近はまた、学力強化の方向へ学校を変えようという動きもあったようです。が、いじめ問題の方に主な注目が移っているので、どうなるのでしょう。 いつか空を飛びたいと願っているジャンボ ウィッシュウイング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.03 11:49:26
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