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テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:子育てあれこれ
今日、娘が持って帰ってきたプリントに「文部科学大臣からのお願い」というのが一枚、ありました。お父さん、お母さん、ご家族の皆さん、学校や塾の先生、スポーツ指導者、地域のみなさんへ、というサブタイトルです。いじめによる自殺は痛ましい限り、から始まり、「毎日少しでも言葉をかけ、子供との対話をして下さい」という趣旨。
いじめは対話すれば解決すると思っておられるのでしょうか。 なんだか腹がたってしまいます。 文部科学大臣は、いじめについて素人なのかなぁ、っていうか、これ、いい人だけど素人だよね、って感じの人の書く文章に思えて。 うちの娘も実は低学年の頃にいじめを受けました。2学年上の男の子が、周りを巻き込んで、人目につかない所で執拗にいやがらせを繰り返しました。娘と私で対話していて解決する問題だったとは思えません。先生に相談しても、先生は対策を取らないことの言い訳ばかりでした。 仕方がないから自分で動き始めましたが、実際、解決するのは大変でした。学年が違う相手の子を特定することも困難でした。名前を知るにも大変苦労しました。探すにも相手の名誉もありますからあまり事情を話せない中で、どこそこらしい、という住所を手がかりに聞きまくり、やっと相手の子の名前が分りました。それも知人があったからできたことです。でもそこから先、やはりいじめが実際に起きている学校の場で、対策をとってもらわねば止めようがないのです。 低学年で私も学校のことが分らず、担任以外に相談先も思いつかず、でも担任はらちがあかないので、お母さん仲間に相談して、転出された1年生の時の先生の住所を教えてもらい、その既に他校の先生になっている先生から、うちの学校で対応してくれる先生や校長に伝えて頂きました。それから私が調べた相手の子の担任からその子に言って頂き、私も、娘がその子を見かけたというのを追いかけ、本人にきつく言い渡しました。幸い、それで止みました。 いじめ自殺を止めたいならば、文部科学大臣が仰るべきことは、対話の勧めだけではなく、対策を取れ、とか、対策を考えろっていうことではないんでしょうか。今後はそれがなくなっていくといじめられている子が思うことができるようにすることではないでしょうか。対話以上のことを思いつかないなんて、素人だと思います。文部科学大臣、しっかりして下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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