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テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:子育てあれこれ
"父親の会とPTA"の続きです。
うちのお父さんなどを観察した結果と、先日のパネルディスカッションの内容を織り交ぜて書きます。 PTAは主にお母さん達に委ねられていて、お父さんがたまたま入られると、ただ1人の男性だったりして、ショックを受けられるようです。だけど、なぜかPTA会長はお父さんが多いようです。 で、何も無いところからいきなり父親の会は作れないようで、たいていは、まずはPTA会長さんが呼びかけたり、校長先生と話し合ったり、了承をもらったりして、父親の会、おやじの会、パパの会などの名前の集まりができるようです。だから、始まりはPTA会長さんが父親の会の会長や代表を兼ねることが多いようです。 スポーツ関係のイベントを開いたり、お正月にお餅つき大会をしたり、体育館でのお泊り会を開いたり、力仕事のお掃除をしたり、野菜畑を作ったり。父親チームと先生チームでソフトボール大会をやったり、とても楽しそうです。 体育館でのお泊り会は実は防災訓練を兼ねているとか、父親のネットワークを作ることが災害時のために重要、とか、色々ですが、PTAが実務的な責任を負っているのに比べて、基本はどこも、楽しむため。お掃除命、というところもありましたが。 前回も書きましたが、PTAの活動(定例会など)は基本的に週日です。が、お父さん達が集まれるのは土日なので、父親の会の定例会は土日になります。お母さんも父親の会に参加していいですよ、という場合、フルタイムで働いているけれど土日なら参加できる、参加したい、というお母さんが入って、懇親会も含めて楽しんでいたりするようです。 お父さん達が集まると、欠かせないのが懇親のための飲み会。多分、飲み会抜きにしたら父親の会は成り立たないか、続かないのではないでしょうか。 飲み会は必須で、飲み会によって、数ヶ月かかって近づける距離に一日で到達できる、ということでした。 PTA会長さんが代表になっていて、父親が集まって酒を飲んでいると、抵抗感もあるようです。 父親だってPTA会員なのに、別に会を作って飲み会の口実にしている、とか、PTAの予算を流用しているのではないか、という疑いをかけられ、そうではない、と無実を晴らすのが大変だった、という話もありました。もちろん自分もちで飲んでいますとのことでした。飲み会の会費から少しずつ積立てて、子供のための活動の費用にあてているという会もありました。 基本的に、行政から父親の会のための予算はありません。PTAと共催のイベントにして費用を出してもらうとかお母さん達にも手伝ってもらうとか、はまっこ(市の放課後プログラム)と共催にして費用を出してもらうとか、近所の自治会からかき氷の機械やお餅つきの臼をタダで貸してもらうとか、色々工夫しているようです。 PTA会長さんが父親の会の会長を兼ねているままだと、大変だし、PTA会長が交代すると供に父親の会も終了ということになりかねません。別に父親の会の代表を見つけることが大事です。ここが、会が続くかどうかの山の一つだと思います。 PTAと父親の会が別々の会長さんのもとに、独立して活動するようになると、相互の役割分担が難しくなることがあります。父親の会は勝手なことをして困る、という風にならないことも大事です。これも、次の山かと思います。何々のイベントは父親の会、警備は父親の会、とか、頼りにされるようになれば存続の確率大です。 PTAとは別個に父親の会の会長(代表)も選ばれるようになると、逆に、父親の会の会長のところへ、PTA会長もやってくれないかという声がかかったりするようです。これは努めて避けた方がよい、というのが、うちのお父さんの会の伝統だそうです。そういうルートを作ってしまうと、パパさんの会の会長のなり手がなくなってしまうからです。 先日のパネルディスカッションの会は、市の生涯学習のイベントだそうで、市としても"おやじの会"を盛んにしたいと思っているようです。うちの小学校のイベントには教育委員会?から何回か視察にもみえました。特別な奨励のため?の予算があるそうで、申請したらもらえたそうです。紙飛行機大会の紙代、お餅つき大会のお餅代、などなどに使いつつあるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.06 21:22:56
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