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テーマ:ガンの後の日常(82)
カテゴリ:子育てあれこれ
下の2年坊主のゴル吉の国語の今の課題は、ゼロ才の頃から年令を追って今までの自分について親などにインタビューして振り返り、写真を交えて文章を書くというもの。一緒に写真を選びました。
選びつつ思ってしまいました。この課題が、苦痛であるような子もいるのではないかしら。 ゴル吉の場合、屈託のない4才くらいまでの写真の後、私が入院していた時期に入ると、写真の数が減ります。保育園の運動会やクリスマスのイベントの写真はあるけれど、表情が暗い。何を思っていたのだろう、心で問うてしまう。その後、私は退院したけれどヘロヘロで、ゴル吉も保育園へ行けなかった時期を経て、入学式の写真。私と並んだ写真はあるけれど、私は顔半分が凹んでいます。並んでいる方ではなく1人で写っている方を選びました。あの時期は、息子の心の中では平穏に納得できる日々となっているのかしら。多分、自分が何を考えていたのか、自分でも自覚出来ないのではないかしら。 思考停止になってしまって、また、課題がなかなか出来上がらない、ということになってしまうかも。でもそれは国語力の問題じゃない。 全ての子供が幸せな家庭生活を過ごしてきたわけではないでしょうに。幸せな家庭ばかり、と想定されているかのような課題じゃないでしょうか。 そうでもないのかな。 それぞれに振り返る練習をするのでしょうね。 今、そばに居てやれる事の有り難さをかみしめてしまいます。 === 国語じゃなくて生活科の課題でした。先生方はステレオタイプでなく、どんな立場の子供も指導できる配慮と力量を持って欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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