今朝のニュース・大会のテレビを見てビックリしました。
日本水泳連盟の古橋広之進名誉会長が世界水泳ローマ2009の大会最終日2日、現地で旅立たれたそうです。
気温40度近い酷暑の中でも、会場の屋外プールでは時折スタンドから観戦され、日本選手団の関係者と選手の活躍を見守っておられました。
80歳だったそうですが、いくつになっても現場に出て応援したり励ましたりされている姿には、日本人の心として見習うところではないでしょうか。
テレビでは、世界中から集った水泳関係者がプールサイドで黙とうを捧げていた姿が映っていましたが、これには涙しました。
また、古賀選手の日本人の心と労いには感動しました。
24日の国際水泳連盟総会では、古橋さんの副会長再任が決まったばかりだっただけに何だか残念でなりませんがその痕跡は、忘れてはならないと思います。
古橋さんは、「フジヤマのトビウオ(富士山飛魚)」として戦後の日本に力強い泳ぎで戦後の日本の希望や発展をもたらしてくれた偉大な方。
調べてみると、世界記録を33回も上回った経歴があり、現役引退後は日本オリンピック委員会(JOC)の会長や日本水泳連盟の会長を歴任し、去年スポーツ選手出身者としては初めて文化勲章を受章。
韓国や中国などのアジアメディアも取り上げられています。日本・アジアに限らず、世界中が認める本当に偉大な先生だったのですね。
偉大と言えば、静岡県浜松市西区篠原町の総合水泳場に『古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(ふるはしひろのしんきねんはままつしそうごうすいえいじょう)』が作られたほど。2009年2月7日にオープンし、2009年の日本水泳選手権が開催されました。
競泳選手にとって古橋さんは、何年経っても最大の目標とする選手になるに違いありませんね。
日本水泳連盟名誉会長、古橋広之進さん、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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古橋広之進さんとは(ウィキペディア)