カテゴリ:アシックス競泳水着の見所
ついにアシックスのTOPIMPACTLINE TYPEZERO(トップインパクトライン・タイプゼロ)が先行発売を開始しましたので、取り上げることにします。
この水着は、トップインパクトライン2010モデルよりも股関節の可動性を高めた2011年モデルの高速水着です。 競泳時における股関節の動きを妨げにくく、スイマーが持つ本来のパフォーマンスが発揮できるよう立体成型していると共に、伸縮性の異なる2種類の織物を適所に配しています。 主要大会に出場する選手に提供されていますが、それ以外のスイマーにも手に入れることができる時期がきたわけです。 しかし、男性用・女性用の需要のあるサイズは特に人気で、すでに入荷待ちといったところも見られるようですね。 【水着の特徴】 ◆ZERO ANGLE 水中でキックを打ちやすくするために、屈折したスイムウェアのパターン構造を開発。これは、ニュートラルポイントから脚をけりだすことで、無理のないキック動作が実現するというもの。 また、動作中のウェアにかかる負荷を軽減させ、パワーを無駄なくスピードに変えることが可能となっています。 ◆Free Fit 皮膚のようにぴったりとフィットした一体感を実現させるために、ウェア全体を一枚仕立で形成していることで、より身体の動作に追従しやすくなっています。 【水着に使用されている素材の種類と配置】 競技でより早く泳ぐために、身体の締め付けをコントロールする2タイプの素材を採用しています。 ベース生地に用いた高いパワーを持つハードタイプの『3Cスキン-H』と、内股部分(※1)に配置した高伸縮を持つソフトタイプの『3Cスキン-S』との組み合わせにより、筋肉の振動を抑え水中の抵抗を軽減します。 3Cスキン-Hがヒップの形状を補正し、美しいストリームラインを形成して流水抵抗を軽減しつつ、股関節周辺部(※2、※3)に配置した3Cスキン-Sが、よりスムーズな脚の動きを可能とします。 【付属品】 トップインパクトラインタイプゼロを購入する際には、基本的にスイムジャック、着脱用手袋、専用メッシュ袋が付属しています。 「スイムジャック」は、スムーズに着用するための補助用品。縦46cm×横110cmの布状で滑りやすい素材(ポリエステル100%)を採用しています。 使い方は、肌の上から腰まわりに巻き、その上から水着を着用して「スイムジャック」を引き抜くと滑るように水着が持ち上がるようになっています。 生地に使用方法をプリントしてあるため、不慣れな方でも簡単に扱えます。 個人差はありますが、スイムジャックを使用することで、水着の着用時間がこれまでの約3分の1に短縮でき、腕の筋肉の浪費を抑え、試合前の精神的なストレスの軽減も期待できます。 1月下旬から単品でも発売しているため、他社水着にも使うことができます。 【その他】 ●裏地には、透撮防止のSelfguard(セルフガード)が使用されています。 ●通常のニット系素材と比較してハードな伸縮となります。身体の凹凸をフラットに近づけ、大きな筋肉の泳動作中のブレを抑えるため、不慣れな方には窮屈と思える着用感となっています。そのため脱着にも時間を要します。 ●新品・未使用の状態でも内股部など圧着部分が白く変色していたりします。これは圧着加工の際に使用される「糊」が白く変色したものですが、この圧着の仕様を実現させるために、現在のメーカーの加工技術では回避できない現象となっています。 【仕様】 ●女子用レギュラータイプ(ALS516)…サイズ:SS,S,SM,M,ML,L,O、価格:19,950円(19,000円) ●女子用スパッツタイプ(ALS517)…サイズ:SS,S,SM,M,ML,L,O、価格:28,350円(27,000円) ●男子用スパッツタイプ(AMA517)…サイズ:SS,S,M,L,O、価格:8,900円(18,000円) ・素 材:3CSKIN-H ナイロン80%、ポリウレタン20% ・3CSKIN-S ナイロン75%、ポリウレタン25% ・生産国:日本、中国 ・サイズは当社独自規格サイズです。 ・すべての商品がFINA認可モデルです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2011年01月29日 00時05分55秒
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