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カテゴリ:食物アレルギー
「牛乳飲まない診断書を書いてください」
「粉ミルクも牛乳ですよ」 「マクロビオティックで良くなったんです」 「検査は?」 「血液検査はしないでください」 「皮膚テストで鯛が強陽性ですね」 「あ、魚はダメなんです」 生後3ヵ月からアトピー性皮膚炎だった5才の女の子(マクロビオティックで2才頃↓)。保育園の牛乳を飲ませない診断書が欲しいとして受診されました(血液検査はしないで欲しい)。 生後8ヵ月にヨーグルトで1回だけ吐いたことがあるとの訴えでしたが、混合栄養で粉ミルクは平気で飲んでいたそうです。それも5年も前の話。 マクロビ教の方で、話が長引きそうでしたので、とりあえず皮膚テストをしたら、タイ発赤25mm-膨疹10mm、サバ18mm-7mm、ハウスダスト15mm-5mm、杉花粉15mm-5mm、枝豆12mm-5mm、そば粉12mm-3mm、小豆10mm-4mm、胡麻10mm-4mm、小麦粉7mm-4mm、エビ8mm-3mm、カニ5mm-3mm、卵白5mm-3mm、牛乳5mm-3mm、対照液0-0、でした。 よくよく聞いたら、魚(タイ・エビ・カマス・サバだし)で口が赤く腫れる(口腔アレルギー症候群)とのことでしたので、魚類除去の指示を書きました。 えっ?、牛乳除去はどうしたのかって?、とりあえず除去にしておきましたが、粉ミルク以後は全く飲ませていなかったので、負荷試験をする(試しに食べさせてみる)か、不安ならば血液検査もお勧めいたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月30日 15時04分48秒
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