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カテゴリ:嘔吐・下痢・感染性胃腸炎
「ロタウィルス(+)です」
「熱と下痢でゼーゼーが消えました」 「脈の不整がありますので念のために検査を」 「???」 「心外膜炎と軽い肺炎の影があります」 「ロタウィルスでですか?」 「不明です」 気管喉頭軟弱症と喘息で肺炎を繰り返している2才の男の子(IgE:70、ダニ3、HD3)。激しい下痢15回/日と発熱39℃で脱水して入院しましたが、ずっと消えなかった喘鳴がすっかり消えてしまいました。 アレルギーの児にとっては、熱と下痢は体質改善のチャンスです(一方で出ると他の症状が減るよね)。 便からロタウィルスが検出され、すっかりよくなって退院と思ったら、少し不整脈がありましたので、念のためにレントゲン検査をしたら左肺野に非定型肺炎の薄い陰影を認め、心エコー検査で心嚢液の貯留を認めました。 ロタウィルスで肺炎や心外膜炎は聞いたことがありませんでしたが、喘鳴もなく、今までになく元気なので、とりあえず退院としました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月30日 16時37分02秒
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