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カテゴリ:気管支喘息
「マイコプラズマ(+)です」
「ロタウィルスじゃなかったんですね」 「腸はロタで肺と心臓はマイコでしょう」 「ダブルですか・・・」 先日ロタウィルスによる腸炎と脱水で入院した2才の男の子(IgE:70、ダニ3、HD3)。再び39℃の発熱があり、検査をしたら、マイコプラズマ抗体(+)でした。ロタで弱っているところにマイコもダブルで罹ったようです。 小児で心外膜炎と非定型肺炎といったらやはりマイコでした。抗生剤(ミノマイシンとダラシン)の点滴をしたら、すぐに良くなりました。 生まれてからずっとゼーゼーする児でしたが、最近、黄耆建中湯に替えて補中益気湯を内服し始めてから、熱が出やすくなって、ゼーゼーが減ってきました。 母が、最近よく食べるようになって、と言っておりましたが、それは補中益気湯のためではなく、喘鳴が軽くなったからです。 ゼーゼーしている児の呼吸状態は、マラソンをしているようなものです。マラソンランナーは食べるのが無理なので、中継地点にドリンク剤(流動食)を用意しております。 マラソンランナーにご飯を勧めるのは嫌がらせです。ゼーゼーしている児には流動食くらいしか食べることは出来ません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月30日 17時22分49秒
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