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カテゴリ:気管支喘息
「夜だけひどいんです」
「喘息の特徴です」 「咳で吐くんです」 「副交感神経が緊張するからね」 喘息は気管支が狭くなっている状態名ですので、検査や薬がなくても、症状でだいたい見当がつきます。 蕁麻疹と同じアレルギーですので、突然ゼーゼーする、アレルゲン(ダニ・ホコリ・花粉・ペット・タバコなど)を吸い込むとなる、家族にアレルギーが多い、などが特徴です。 原因はアレルギーですが、アレルギー反応が自律神経(副交感神経)の緊張を介して気管支の痙攣を起こすという途中経過からいえば自律神経失調症です。 副交感神経は夜中から明け方に緊張しますので、夜あんなに咳き込んでゼーゼーしていたのに、昼間受診すると「たいしたことがない」と言われてしまいます。 副交感神経(迷走神経)は胃にも行っておりますので、気管支がゴホンと痙攣すると、胃袋も痙攣して咳で吐きやすい(咳き上げる)のが特徴です。 また、興奮したり、階段を駆け上がったり、緊張した時にも症状が強まります。 喘息は、原因から言えばアレルギー疾患ですが、途中経過から言えば自律神経失調症です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月13日 23時58分31秒
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