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カテゴリ:花粉症
「皮膚が酷くてどうしていいかわかりません」
「今はイネ科と汗と紫外線です」 「血液検査では全部ゼロです」 「パパの皮膚テストをさせてください」 「杉花粉しかないと思いますが・・・」 「カモガヤ花粉真っ赤ですね」 「そういえば去年も今頃肺炎になった・・・」 春頃から全身発赤ガサガサの4才の女の子(IgE:2、RASTすべて0)。どんどんひどくなってやけど状態で受診しましたが、血液検査ではすべて陰性で、母親はどうしてよいかわかりません。 たまたま、父親も一緒に来ておりましたので、娘の代わりに、父の皮膚テストをさせていただきましたが、ダニ発赤8mm-膨疹6mm、ハウスダスト10mm-5mm、杉花粉15mm-7mm、カモガヤ花粉25mm-10mm、ブタクサ花粉15mm-5mm、ヨモギ花粉15mm-7mm、カンジダ6mm-4mm、対照液0mm-2mmでした。 夏の稲科のカモガヤ花粉に強い反応を認めましたので、お嬢様もイネ科花粉対策をしていただくことになりました(本来結婚前に両親が皮膚テストをすべきです)。 今年はカラ梅雨で、稲科花粉症の人はみんな重症です。今年が稲科花粉症デビューという人も多いようです。地球温暖化恐るべし!、ラ・ニーニャ恐るべし! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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