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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「水イボあってプールに入れません」
「硝酸銀の実験台になってくれますか?」 「してください」 鼻炎で通院中の5才の男の子(IgE:2、RASTすべて0)。水イボ(伝染性軟属腫)があってプールに入れないとして受診いたしました。 いつもは、押さえつけてピンセットでちぎっておりましたが、昨日、頼んでいた硝酸銀粒25gが届いておりましたので、早速水イボ(伝染性軟属腫)の硝酸銀ペースト法を試してみました。 手順は・・・ 硝酸銀粒4gに蒸留水6mlを加えて、40%硝酸銀液を作る。 40%硝酸銀液0.2mlに0.05g(耳掻き1杯)の小麦粉を混ぜてペーストを作る。 竹串の先端にペーストを付け、水イボの頂点に1回のみ微量塗布する。 2~3分かけて完全に乾燥させる(動く児は無理だね)。 他の部分に付着しないように注意する・・・これを怠ったために毒多ぁの手も、N君の水イボ周囲の皮膚も硝酸銀で黒くなってしまいました(早めに生理食塩水でふき取るべきでした)。 10日か2週間くらいで脱落するので、これからどんどん試す予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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