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カテゴリ:食物アレルギー
「インタールと抗ヒスタミン剤くらいは処方・・・」
「エピペン持ってます!」 「さすがアメリカですね!」 生後6ヵ月からアトピーがあり、1才半にピーナッツでアナフィラキシーを起こした3才の男の子(IgE:280、エビ4、ピーナッツ4、犬4、猫3、卵白3、オート麦3、HD2、ダニ2、イカ2、胡麻2、トマト2、杉2、ニンニク2、ヨモギ1、チーズ1、ソバ1、牛乳1、小麦1、ジャガイモ1、アーモンド1、鶏肉1、カビ1、大豆1)。 里帰りを機に血液検査をいたしましたが、たくさん反応が出ておりましたので、3才ですが、インタールをタップリお持ち帰りいただきました。 よくよく聞いたら、常に「エピペン」を携帯しているそうです(さすが米国)。 アメリカではピーナッツアレルギーが150万人と非常に多く(たくさん食べるもんね)、ピーナッツによるアナフィラキシーで毎年50~100人死亡しているようです。1年半前にはトロントでピーナッツを食べたカレとキスして死んだ女の子もいたし・・・恐い恐い。 米国ではアナフィラキシーショックを起こす児は昇圧剤(エピネフリン)の自己注射「エピペン」を携帯しているとは聞いておりましたが、実際に携帯している児は当科外来では初めてでした。 日本では、主に林業関係で蜂アレルギーの人が携帯しているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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