|
カテゴリ:医療・制度・法律
「日本人の寿命がまた延びたね」
「医療水準が低いのに不思議だね?」 「昔の人は粗食だったからね」 「これからは危ないね」 「少子短命化だね」 2006年の日本人の平均寿命が発表されましたが、またまた延びて、女性85.81歳(世界第1位)、男性79.00歳(アイスランドの79.4歳に次いで第2位)となりました。 一方、日本の医師数は、人口1000人あたり2人(年平均増加率1.26%)で、OECD(経済協力開発機構)加盟30か国中27位とOECD平均の2.9人に遠く及びません。それどころか、2020年には日本より医師数の少ない韓国1.6人(年平均増加率5.5%)、メキシコ1.5人(3.2%)、トルコ1.4人(3.5%)に抜かれて、最下位転落が予想されます。 各国とも医療の高度化や高齢化に対応して医師数を増やしておりますが、日本は「医師が過剰」という何の根拠もない無能な国の政策により、医学部の定員数をまったく増やしておりません。 医療費(対GDP比)も30か国中21位の8.0%(米15.3%、独10.9%、仏10.6%、英8.3%、先進7か国中では最低)です。 OECDでは「医療費を低く抑えると、医療の質の低下を招き、人材確保も困難になる」と指摘しております。 政府は医療費を抑えるため、医師数を抑え続けてきておりますが、日本の医療は少数の医師のボランティアによって成り立っております。 どこの病院の勤務医も、耐え切れずに、続々と逃げ出しておりますが、毒多ぁも逃げ遅れないように、早めに引退する予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[医療・制度・法律] カテゴリの最新記事
|