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カテゴリ:気管支喘息
「春頃からゼーゼーしてます」
「昨年の春もありましたよね」 「だれもアレルギーはいないんですけど」 「喘息と肺炎ですね」 生後4ヵ月からアトピー、4才から鼻炎とイビキのあった7才の女の子。 昨年春にイビキで受診したときに、鼻炎と扁桃炎がひどいのでスクラッチテストをしたら、食物、ダニ、HD、カンジダなどほとんどすべて陽性でした。 強いアレルギー体質が疑われましたので、環境整備と食生活の指導をして、血液検査もお勧めいたしましたが、断られ(うちには誰もアレルギーは居ません)、その後来院されませんでした。 春から鼻汁・咳嗽・喘鳴があるとして1年ぶりに来院されましたが、喘息にマイコプラズマ肺炎を併発しておりましたので、抗生剤点滴と血液検査をいたしました(IgE:1400!、ダニ6、HD6、杉6、ヒノキ3、犬1)。 母は、娘のアレルギー体質が重症であることにやっと気づいたようです(アレルギーは誰もいないんですけどねぇ・・・)。ん~っ、1年間もったいなかった。 それにしても、マイコプラズマの勢いが1年以上も収まりません。40℃の児はたくさん来ますが、夏カゼ(エンテロウィルスとアデノウィルス)は1・2日で良くなります。こじれて点滴になっているのは毎日マイコプラズマです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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