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カテゴリ:食物アレルギー
「血液検査して下さい」
「半年前にしたばかりでしょう?」 「主治医が卵白負荷してショック起こしました」 「鶏肉とか卵黄は?」 「全然試してません」 「いきなり卵白ですか」 「いきなりです」 生後6ヵ月にヨーグルトと豆腐と生卵で蕁麻疹の出た、I県N市から通院してくる3才の男の子。 1才の時から毒多ぁの外来で血液検査+除去食+インタールを開始しましたが、主治医は血液検査はせずに負荷試験が大好きのようで、この春もいきなり卵白を負荷してアナフィラキシーショックを起こしたとのことです。 ふつうは、鳥のものを解除する場合には、鶏肉のスープ→鶏肉→固ゆでの卵黄→固ゆでの卵白の順で試していきます。 ふだん全く鶏も卵黄も食べていない児にいきなり卵白!大胆です。 血液検査はしてくださらないし、インタールも処方してくださらないとのことでしたので、半年ぶりに検査をしたら、IgE:230、卵白4、オボムコイド4、小麦3、ダニ3、ミルク3、サケ3、チーズ3、卵黄3、マグロ2、胡麻2、ジャガイモ2、大豆2、でした。主治医のイジメにも耐えて、卵は少し下がっておりました。 アトピーのコントロールには、数値と症状の両方が必要です。検査値にこだわる保育園にも困りますが、検査もせずに負荷試験ばかりやりたがるのも困りものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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