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カテゴリ:医療・制度・法律
「こんな時間にすみません」
「深夜運転でダウンしてました」 「ボルタレン坐剤使ったら授乳は?」 「何でそんなもの出されたの?」 「卵巣嚢腫が痛くて・・・」 「?効かないでしょう?」 「1月5日まで我慢して待てって」 「緊急手術じゃないの?」 「もう一度相談してみます」 カウントダウンメールが終わりかけた午前4時、3才のアトピッ子(IgE:80、卵白2、犬2、トマト1)の母(G市帰省中)から「腹痛が激しくて救急受診したらボルタレン坐剤を処方されて授乳中止と言われた」との相談メール。 新年早々の相談は病気ではなく授乳の相談でした。母は激痛に耐えながら、母乳と乳児のことだけを考えているようです(そんな場合じゃないと思うけど)。 ボルタレンで治まらない激痛は尋常ではありませんので、よくよく聞いたら、もともと卵巣嚢腫があって、本来ならば診るべき産婦人科医がG市(田舎)からG市(都会)に救急搬送付き添い中で不在なので、救急当番医が「坐剤で4日間待て」というものでした(日本全国無医村だね)。 卵巣嚢腫の茎捻転は急性腹症で緊急手術が必要です。腹膜炎の危険もありますので、もう一度救急を受診するようにお勧めしたら、結局、元日の夕方にG市の病院ではなく、G市の病院で緊急手術となったようです。 正月早々みんな大変、間に合って良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月08日 19時51分25秒
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