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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2009年01月13日
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カテゴリ:アトピー
「血液検査して下さい」
「2ヵ月前にしたばかりだけど・・・」
「先生が1月にしましょうって!」
「・・・じゃしましょう」
「知り合いが小建中湯で体質改善って」
「・・・じゃぁ黄耆建中湯を試しましょう」
 生後1ヵ月から全身アトピーでK市から通院中の9ヵ月の男の子(5ヵ月IgE:28、卵白3、ミルク2、小麦1→7ヵ月IgE:24、小麦2、卵白2、ミルク1)。アトピーが良くならないどころか、2ヵ月間咳嗽喘鳴が良くならないのでもう一度検査をしてほしいと受診されました。
 胸部に喘鳴がありましたので、メプチン吸入をしたら消失しました。喘息が疑われましたが、母が友人より小建中湯での体質改善を勧められたとのことでしたので、黄耆建中湯を試すこととしました。
 離乳食を進めたいとのご希望もありましたが、とりあえず血液検査の再検査をしてからということにしたら、ビックリ、IgE:174、ミルク4、ダニ3、卵白3、小麦3、大豆2、米1、トウモロコシ1、と上昇しておりました。
 数値が上昇傾向でしたので、離乳食はゆっくり開始ということにしていただきました。
 毒多ぁの外来は、注文の多い患者さんが多いのですが、今回は母の勝ちでした。生後6ヵ月前後のIgE値はゼロの確認ですので、少しでもプラスの児は後で上昇してくることが多いので要注意です。また、生後3ヵ月より前からアトピーが出始めた場合も注意が必要です。
 えっ?、何で小建中湯じゃなくて黄耆建中湯にしたのかって?、小建中湯は単なる冷え症の児の体質改善程度です(芍薬+桂枝+大棗+甘草+生姜)。皮膚症状を伴う場合や慢性化膿性疾患が隠れている場合には黄耆を加えた黄耆建中湯の方がより免疫力が高まります。ただし、温まってアトピーが一時的に噴き出す場合もありますので、今回の喘鳴がなければ、桂枝茯苓丸でアトピーを下に下げる作戦から行ったでしょう。





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最終更新日  2009年01月19日 22時41分32秒
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