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カテゴリ:アトピー
「血液検査しませんか?」
「・・・して下さい」 「選択食+インタールから始めましょう」 生後1ヵ月からステロイド(ベトネベート、アンテベート)漬けの3才の女の子。2才半で皮膚科で初めての血液検査は(IgE:??、ダニ3、HD3、卵白1、オボムコイド1、牛乳・小麦・大豆・エビ・アジ・サケ・イクラ・0)、皮膚科医の「食べ物は関係ないので気にしなくて良い」との指導で悪いものを食べまくってステロイドを塗りまくっておりましたが・・・ 2ヵ月前に当科を受診しましたので、いろいろと指導しておりましたが、ステロイドを減量にかかったら・・・一気に悪化しました(正月食べまくったしね)。 毎回受診の度に説得して、やっと血液検査をさせてくれましたが、9ヵ月ぶりの血液検査の結果は、IgE:750、ダニ5、HD5、犬3、カビ2、卵白2、米2、胡麻2、大豆2、トマト2、ピーナッツ2、イチゴ2、ソバ2、ミルク2、バナナ1、小麦1、ジャガイモ1、杉1、タケノコ1、猫1、ほとんど陽性になってしまい、母はビックリでした。 妊娠中と授乳期間中、2才までが食物除去の時期です。2才過ぎて悪いものを覚えてしまうと、除去は困難です。除去食と言うよりは選択食です。悪いものを出来る範囲で減らすしかありません。遅ればせながらインタールを処方して、皮膚のダイエット開始です。 ステロイドはとりあえずプロペトで薄めながら少しずつ減らしていく予定です。 それにしても、皮膚科の「食べ物は関係ない」という指導には、困ったものです。 アレルギーは複合汚染ですので、「関係ない」ということはありえません「全部ほどほど」「出来るところから」が基本です(やり過ぎも困るけどね)。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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