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カテゴリ:タバコ・テロ・犯罪
「久しぶりですね」
「最近調子良くって」 「煙草は?」 「禁煙したんです!」 「10年かかりましたね」 乳児期からアトピー喘息で通院してる10才の男の子(IgE:400、HD5、犬4、杉3、ヒノキ2、カモガヤ2、胡麻2、ソバ2、トマト2、ブタクサ1、大豆1)。 シングレア内服とインタール+メプチン吸入で徐々に症状は改善しておりましたが、最近来ないと思ったら・・・ いつもタバコ臭い母がタバコ臭くないので尋ねたら「禁煙しました!」との返事でした。 乳児期から、10年間、外来受診の度に(タバコを止めろとは言わずに)「煙草は何本吸ってますか?」と聞き続けておりましたが、10年目にしてやっと禁煙できたようです。 アトピー・喘息は汚染ですので、タバコなんか吸っていては治るはずもありませんが、止めろと言っても止められないのが毒物です(悪いものほど欲しくなるからね)。 ここ10年間、尋ねるたびに、1本・2本・と少しずつ減って、10年かかりましたが、喫煙が当たり前の飛騨の田舎で禁煙できたことは、大変な努力であり、アトピー喘息の兄弟にとって喜ばしいことです。 飛騨の田舎にも「喫煙は子供たちにとって暴力で犯罪である」という医学常識が早く浸透してほしいものです。きっと無理だけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月11日 23時44分30秒
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