|
カテゴリ:溶連菌
「手のひらがボロボロに剥けました」
「溶連菌でしょう」 「血液検査してください」 「ノドの検査は溶連菌迅速(+)です」 「手のひらをきちんと診てください」 「弟の体と腕も溶連菌だね」 1週間前から手のひらの皮膚が分厚く剥けている5才の女の子。家にあるメンタームと近医から処方されたプロペトを塗っておりましたが、M保育園から「きちんと診てもらうように」言われたと受診しました。 ベロっと手のひらの皮が剥けて、診るからに「溶連菌感染後」という感じでしたので、手のひらはチラッと見ただけで、鼻粘膜と咽頭扁桃が発赤腫大しておりましたので、さっそく溶連菌迅速検査をしたら(+)でした。 3才と1才の弟2人も皮膚炎が悪化したとして受診しましたが、少しアトピーっぽいところに感染性の紅斑を伴っておりました。 父親がアトピーなので、姉の手のひらは、アトピーと言ってほしかったようで、検査ご希望でしたので、血液検査もしましたが、IgE:43、RASTすべて0、でした。 最後に看護師を通じて「手のひらも診てくださいと」言われましたが。アトピーじゃなくて溶連菌なので抗生剤飲んでね(軟膏なんてなんでもいいよ)と言って、アンダーム軟膏とヒルドイドローションを処方しておきました。 血液検査の結果を電話したら「3人ともすっかりきれいになりました」。 春は溶連菌の季節です。M保育園でも見るからに溶連菌と思って医者を変えるように言ったのでしょう。保育士さんはチェック厳しいからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[溶連菌] カテゴリの最新記事
|