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2010年05月04日
カテゴリ：食物アレルギー
「夕食のふくらぎで口がポンポンに腫れました！」
「ブリはアジ科だからね」 「5日前にも給食のイカでノドが痒くなったんです」 「魚の除去厳重じゃなかったんだ」 生直後から重症のアトピーで除去食＋インタールをしていた7才の男の子。最近はアトピーは良くなり、給食の魚類だけ除去で、年に1回だけ血液検査に来ます。 IgE:261､ﾀﾞﾆ5(70.3)､HD5(59.8)､ｱｼﾞ2(3.30)､ｻｹ2(3.06)､ﾀﾗ2(2.83)､ｲﾜｼ2(2.66)､ｶﾚｲ2(2.25)､ｻﾊﾞ2(1.86)､ｲｶ2(1.35)､ﾏｸﾞﾛ2(1.13)､杉2(0.76)､ﾋﾉｷ2(0.76)。魚除去の書類を書いていたはずでしたが･･･ 夕食に「ふくらぎ」の刺身を食べたら「唇がポンポンに腫れた」と駆け込んできました。 5日前の給食のイカでもノドが痒くなったそうで、あまり厳重な除去はしていないようです。 ふくらぎはブリ(Seriola quinqueradiata)の幼魚です。ブリはアジ科(Carangidae)の出世魚です。関東ではイナダ⇒ワラサ⇒ブリ、関西ではハマチ⇒メジロ⇒ブリ、ですが、北陸ではフクラギ⇒ガンド⇒ブリのようです。飛騨は北陸から魚が入ってきますので、フクラギと呼びます。 えっ？なんでブリとアジ科に(ラテン語)を付けたのかって？。 毒多ぁが癒される知的な(ラテン語てんこ盛り)ブログに、ホムラsp氏の「海水魚が好き！」があります。 海水魚（を食べるの）が好き！な毒多ぁは、外国語が苦手ですので、ラテン語が並んでいると知的な気分に浸れます。 欧米人は敬意を感じると、人名をラテン語で呼びます。孔子(Confucius)、孟子(Mencius)、のように･･･ 毒多ぁもまねして、ホムラsp 氏を Homuraus と呼びたいと思います。 えっ？、何で Homuraus sp. じゃないのかって？、ホムラsp 氏が sp にピリオドを付けて sp. にしたかったのか？、複数形の spp. にしたかったのか？、本当はそっと聞いてみたいです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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