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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「東洋医学科にかかってます」
「豚のラードは好きですか?」 「嫌いです!」 「強酸性水+ラベンダーにしましょう」 「きれいになりました!」 2才から全身ガサガサでステロイドを塗っていた4才の女の子。 母親が不安になってG病院の東洋医学科にかかり始めましたが、急に悪化したので、さらに不安になって、当科を受診しました。 処方を見たら、当帰飲子(当帰・地黄・芍薬・川弓・防風・何首烏・黄耆・荊芥・甘草・疾梨子)+四君子湯(蒼朮・人参・茯苓・甘草・生姜・大棗)、紫雲膏(胡麻油・蜜蝋・当帰・紫根・豚脂)でした。 大事なお嬢様にこんな不味い物と臭い物を出すなんて!ひどい!信じられません!。 AD+皮膚感染症と思われましたが、診察で、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、血液検査を行ったら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 強酸性水+ラベンダー軟膏+ラベンダー水+抗生剤(ジスロマック)を処方しましたが・・・ もともとのアトピーが強くなかったので(IgE:42、卵白0.36)、すぐにきれいになりました。めでたしめでたし。 そういえば、時々、皮膚に、馬の油なんてものを塗っている人がおりますが、豚のラードなんてもっと信じられないよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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