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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2010年05月19日
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カテゴリ:マイコプラズマ
「頬っぺたが真っ赤に腫れました!」
「マイコプラズマ(+)です」
「週末東京に行くので治してください!」
「点滴します」
・・・・・
「頬はきれいになりましたが咳がひどくなりました」
「胸に湿性ラ音が入りますね」
「悪化してるんですか!?」
「最後は自力だからね」
「何に気をつければよいでしょうか?」
「無理をさせないようにしてください」
「たとえば?」
「東京に行くとか・・・」
「行かないほうが良かったんだ・・・」
 1ヵ月前から鼻汁・咳嗽が続いている3才の男の子。鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が赤く、リカマイシンが効かないとのことで、オゼックスを処方したら鼻汁と咳嗽は改善してきましたが、徐々に頬が赤くなってきました。
 オゼックスでは抑えが効かず、頬がジクジク熱傷状態になってきましたが「週末東京に行くのでそれまでに治してほしい」という強い要望でしたので、抗生剤(ダラシン)+ステロイド(デカドロン)の点滴をしたら、治まりました。
 血液検査では、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:35、ミルク1(0.63)、卵白1(0.62)、バナナ1(0.41)、でした。
 東京から帰って来たら、再び咳嗽が強くなりましたが、胸に湿性ラ音を聴取しましたので「マイコプラズマ気管支炎」の説明をしたら「何に注意をしたら良いですか?」と聞かれたので「安静」と言ったら驚いておりました。
 マイコプラズマは細菌とウィルスの中間の構造をしておりますので、殺す薬はありません。抗生剤で抑えている間に自力(免疫力・抗体産生熱)でやっつけるしかありません。
 東京に連れて行く親も親だけど、抗生剤とステロイドを点滴して東京に行かせる医者も医者だね。恐い恐い。





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最終更新日  2010年06月02日 23時50分13秒
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