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カテゴリ:アトピー
「温泉療法してるんです」
「温泉じゃカビは死なないよ」 「・・・」 2才から全身の発赤ガサガサを繰り返している20才の男性。15才から温泉療法を始めたら、どんどん悪化して、どうしようもなくなって受診しました。 顔・首・背部・肘部が真っ赤で熱傷状態、どう診てもカビバイ菌だらけでしたので、血液検査をしたら、IgE:8169、杉5(79.6)、ピティロスポリウム5(62.7)、雑草4(24.9)、カビ3(4.33)、トリコフィトン2(1.51)、ダニ2(1.42)、ブドウ球菌2(1.33)、イネ科2(1.12)、TARC439、抗核抗体40倍、でした。 すでに重症ADでアレルギーマーチの終着駅到達です。 アトピー(AD)は時期が来れば治る~と言うのはウソです。それは乳児型のADです。母親のお腹の中で貰った胎毒(アレルゲン・汚染物質・炎症性物質)を2才までに出し終わったら治るタイプです。2才までに首から下にADが下がって、数値の上昇を食い止め切れればOKです。 2才過ぎて出るアトピーは成人型です。それまでにため込んできた毒素がある日突然あふれて出るタイプですので、汚染対策をしなければ、どんどん悪化します。症状が上に(体→首→顔)出て(毒素は下から上に溜まるからね)、数値が上昇してくれば重症化です。 人間の体は冷やせばストップして、温めれば促進します。したがって、温泉療法は治るものは早く治りますが、悪くなるものはどんどん悪化します。 アトピーは汚染です。汚染対策(入る毒素を減らす・出る毒素を増やす)をせずに、温泉で温めまくるのは、わざと悪化させていることになるのでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月10日 22時17分40秒
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