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カテゴリ:マイコプラズマ
「全身真っ赤で痒くてどうしようもありません」
「久しぶりですね」 「22日から乗鞍研修なんです~」 「鼓膜穿孔してますね」 「耳鼻科で鼓膜切られました」 「マイコプラズマ(+)です」 1才6ヵ月から全身アトピーで、7・8年前(IgE:164、HD5~IgE:550、HD6)まで診ていた、10才の男の子。その後は皮膚科に通院していたようですが・・・ 2・3ヵ月前から全身発赤ガサガサジクジクがどうしようもなくなって、久しぶりに受診しました。 診察をしたら、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤で、鼓膜が穿孔しておりましたので、訊ねたら「10日前から蓄膿で耳鼻科に通院して3日前に鼓膜を切られた」とのことでした。 2週間後に乗鞍研修とのことですので、早速検査をしたらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状はミノペン+デカドロン点滴+ジスロマックでかなり良くなりましたが、7年ぶりの血液検査では、IgE:902、HD5(94.6)、ダニ5(92.5)、杉2(0.96)、ピティロスポリウム1(0.56)、ブドウ球菌1(0.47)、TARC:1283、でした。 今回の皮膚症状の悪化はマイコプラズマ感染症に伴うものと思われました。 もともとのADはかなり症状がひどい割に数値が高くないので、まだまだ間に合うかもしれません。 マイコプラズマが片付いたら、カビ・バイ菌対策だね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月24日 20時10分15秒
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