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カテゴリ:アトピー
「機嫌が悪いです」
「ミルク(+4)、卵白(+4)、大豆(+1)、小麦(+1)です」 「哺乳のたびに吐くんです」 「便アデノウィルス(+)です」 生後1ヵ月から顔と耳がガサガサして生後2ヵ月に受診したことのある6ヵ月の男の子。 前回(2ヵ月時)は、姉が卵と大豆陽性のアトピーだったとのことで、除去食指導+インタール処方をいたしましたが、その後来院されませんでした。 4ヵ月ぶりに、不機嫌・哺乳低下で受診しましたが、顔・耳・首が発赤ガサガサでしたので、早速血液検査をさせていただいたら、IgE:126、ミルク4(34.6)、卵白4(28.2)、大豆1(0.64)、小麦1(0.53)、ピーナッツ1(0.35)、でした。 母は、姉のADを治した自信からか、今のところあまり気にしていない様子です。 母乳を吐くようになりましたので、アレルゲンだらけの母乳が嫌なのかとも思いましたが、咽頭扁桃発赤と腸雑音の亢進を認めましたので、便検査をしたら、アデノウィルス抗原(+)でした。胃腸カゼが治ったら、遅ればせながら、除去食+インタール再開です。 姉のAD経験が生かせなかったのは残念ですが、姉の時にはきちんとした指導はなかったようです。 アトピーは時期が来れば治るという迷信は根強いよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月02日 23時21分41秒
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