|
カテゴリ:マイコプラズマ
「姉が今朝マイコプラズマ(+)でした」
「弟さんもマイコプラズマ(+)ですね」 「中体連までに治してください!」 今月初めから咳嗽が続いている15才の男の子。 先週末、姉の皮膚炎(首と肘が真っ赤で熱傷状態)の原因がマイコプラズマと判明し、IgE:144、イネ科4(46.6)、ブタクサ3(6.62)、杉2(1.64)、ヒノキ2(1.31)、「家族に調子悪い人はおりませんか?」と訊ねたら「弟の咳が治りません」早速受診しました。 鼓膜も・鼻粘膜も・咽頭扁桃も充血し、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:13、イネ科3(4.15)、でしたが・・・ ジスロマックを内服しても、ミノペンを内服しても、咳と喘鳴が強くなり、喘息の吸入をしてもどんどん悪化します。「中体連までに治してください!」との御希望でしたので、ミノペン+デカドロンの点滴をして、部活を1日休んでいただいたら、やっと良くなりました。 マイコプラズマは細菌とウィルスの中間の構造をしており、抗生剤があまり効きません。最後は自力です。 連日激しい部活をしながら「薬で治して」なんて無理だよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[マイコプラズマ] カテゴリの最新記事
|