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カテゴリ:マイコプラズマ
「消石灰に触れたら真っ赤になりました」
「ミミハナノド赤いですね」 「アンダーム塗っても治らないんです」 「消石灰は初めて触ったんですか?」 「いつもは大丈夫です」 「マイコプラズマ(+)です」 10日前に消石灰を素手で触ったら翌日から熱傷状態になり、皮膚科でアンダーム軟膏+ジルテック内服で良くならないと受診した60歳の男性。 いつも大丈夫な消石灰に触れたら翌日から手が真っ赤に腫れたそうです。 よくよく聞いたら、消石灰に触れた部分と皮膚炎の部分が微妙に違っております。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭の発赤を認めましたので、さらに訊ねたら同じ頃から咳嗽がひどいそうです。 早速血液検査をしたらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:120、杉3(9.26)、雑草1(0.45)、でした。 症状は、ミノペン内服ですぐに良くなりました。 いつも触れてる消石灰で突然熱傷状態になるはずがないよね。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月08日 22時15分36秒
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