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カテゴリ:マイコプラズマ
「全身ブツブツ薬疹だと思うんです」
「G病院には行かなかったの?」 「行ったんですがどんどん悪化するんです」 「マイコプラズマ(+)です」 4日前から咽頭痛と咳嗽と発熱があって、2日前にG病院を受診した8才の男の子。 内服薬を飲んだら全身ブツブツ真っ赤になって浮腫んだので病院を再受診したら「溶連菌(-)原因不明」と言われ、母(G病院のNs)は不安になって、高山まで来てしまいました。 全身真っ赤なイボガエル状態で、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、血液検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状はミノペン+デカドロン点滴とジスロマック内服ですぐに良くなりました。 アレルギー検査では、IgE:275、ダニ5(59.1)、HD5(52.6)、杉3(6.15)、猫2(2.99)、ヒノキ2(1.89)、ブドウ球菌2(1.28)、犬1(0.40)、でした。 内服薬(トランサミン)の薬疹ではなく、マイコプラズマのスーパー抗原に対する蕁麻疹+紅斑でしたが、薬疹と思われてもしょうがないほどの強い症状でした。 溶連菌は淡い色でふわっと出る感じですが、マイコプラズマは立体的な感じのことが多いです。夏カゼのエンテロウィルスはいろいろですが長引くことはありません。 家族が医療関係者だと緊張するよね。毒多ぁは気が弱いからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月23日 23時39分06秒
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