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カテゴリ:心・ストレス
「1週間前から目が赤くて痒いんです」
「眼瞼結膜炎ですね」 「眼科で小児科に行けって」 「ハナもノドも赤いことは赤いけど?」 「目をギュッとつむるのがチックだって!?」 「抱っこかナデナデしてください」 「抱っこすると喜びます」 「欲求不満ですね」 生後からアトピーがあって、除去食+インタールで良くなった4才の男の子(IgE:136、卵白1.15、オボムコイド0.90)。 1週間前から眼周囲の発赤掻痒を認め、目をギュッとつむるので、眼科を受診したら「チックだから小児科に行け」と言われたそうです。 熱も38.2℃あり、鼻粘膜も咽頭扁桃も赤かったので、夏カゼによる眼瞼結膜炎と思われましたが、他にお客さんもいなかったし、貧乏ゆすり(毒多ぁも得意)もしてたので、身体言語について説明させていただきました。 赤ん坊の発達は、1才までは「抱っこして」です。舐めて触ってスリスリベタベタして「抱き癖を付けること」が大切です。抱き癖のない児は愛情不足です(危険)。 1才になると「下におろして」です。1才から6才までは「優しくしたり」「厳しくしたり」徐々に離していくことが必要です。 6才を過ぎるとそろそろ「一人にして」「あっちに行っててお母さん」「恥ずかしいから抱っこしないで」です。 6才過ぎて(30才でも40才でも)抱っこして喜んだら「欲求不満」「愛情不足」です。赤ん坊の「抱っこ」からやり直しです。 優しくしっぱなしは(外は荒波ですので)人生を乗り切れません。厳しくしっぱなしは(愛情不足ですので)少年A決定です。 えっ?、チックと貧乏ゆすりはどうなったのかって?、子どもは口で言えないことを体で表現します(身体言語)。 「ねえねえお母さん?」と言った時に「うるさい!」とか「あとで!」とか言って無視すると、いろいろな身体症状(チック・腹痛・咳・皮膚炎・・・)でサインを送ってくることがありますので、注意が必要です。 えっ?「貧乏ゆすり」は具体的には何を言いたいのかって?「ここから逃げたい」です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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