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カテゴリ:食物アレルギー
「卵かけご飯を食べたらお腹が・・・」
「ミミハナノド赤いですね」 「この児は卵アレルギーなんです~」 「感染によるものでしょう」 「卵の検査をしてください!」 「マイコプラズマ(+)です」 1才半頃に卵4、ミルク2、小麦2、だったらしいと言う自称「卵アレルギー」の3才の男の子。 1年前に喘鳴・陥没で受診して以来、時々風邪をひくと受診しておりましたが、特に除去食の話題は出たことがありませんでした。 昨夜「卵かけご飯」を食べたら「嘔吐と腹痛があって」「昼から熱が38.5℃になった」と受診しましたので、診察したら、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が赤く腫れておりました(37.4℃)。 母は「卵アレルギーがとても不安」でしたので、血液検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 いつもなら大丈夫な「卵かけご飯」が体調が悪くて食べられなかったんでしょうね。 アレルギー検査では、IgE:432、HD6(171.0)、卵白3(4.79)、オボムコイド3(3.83)、ピーナッツ2(2.60)、卵黄1(0.69)、胡麻1(0.68)、トマト1(0.68)、大豆1(0.64)、ジャガイモ1(0.63)、小麦1(0.63)、バナナ1(0.58)、ミルク1(0.45)、でした。 しかし、ふつうは、卵アレルギーの児に「生卵かけごはん」なんて食べさせないよね。恐い恐い。 えっ?、マイコプラズマのスーパー抗原と母の脳ミソとどっちが強力なアレルゲンなのかって?、いい勝負でしょう。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月27日 00時12分57秒
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