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カテゴリ:医療・制度・法律
「血液型はO型ですよね」
「判定保留です」 「O型の可能性が高いって説明してもいいですよね」 「判定保留ですので再検査してください」 生後2ヵ月からアトピーの1才の女の子。暖房器具を出してからアトピーがひどくなったので(ダニHDだね)受診しましたが、血液検査をお願いしたら「血液型も調べてほしい」とのご希望でした。 血液検査では、IgE:53、卵白2(2.19)、犬2(1.90)、HD1(0.66)、バナナ1(0.64)、ミルク1(0.42)、TARC:1034、血液型:別紙報告。でした。別紙報告を見たら・・・ 血液型ABO式判定保留、Rh-D式(+)、となっておりました。 詳細を見たら、ABO式表試験:抗A(-)、抗B(-)、抗A1(-)、抗H(4+)、抗AB(-)、裏試験:A血球(4+)、B血球(±)、A2血球(3+)、O血球(-)、自己血球(-)、でした。 検査会社に「O型でいいですよね?」と電話したら「判定保留です」。「O型の可能性が高いと説明してもいいですよね?」と聞いても「判定保留なのでいずれ再検査してください」。「患者さんに説明しないわけには・・・」「判定保留です」。 父親がA型、母親がO型、ですので、表試験だけ見れば当然O型です。しかし裏試験のB血球の反応(±)が弱いので、頭の固い検査技師は「判定保留」を譲っていただけません。 あきれて電話を切り、結果を聞きに来た母には血液型「判定保留」の用紙をお渡ししました。自費で2000円も払ったのにね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月20日 18時31分33秒
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