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2010年11月08日
カテゴリ：冷え症
「夏場冷たい物を飲み過ぎたからでしょうか？」
「ミミハナノド赤いですね」 「冷房が問題なんでしょうか？」 「マイコプラズマ(+)です」 「夫も同じ頃から体の皮膚がガサガサで･･･」 「旦那さんもマイコプラズマ(+)です」 19才からネフローゼ症候群（頻回再発型）で入退院を繰り返しているS県K市の45才の女性。 4年前に、なぜか、毒多ぁを受診して「生理痛はありますか？」「生理痛ひどいです！」「鎮痛剤内服してますか？」「バファリン飲んでます」「生理痛⇒バファリン⇒ネフローゼですね」「薬害なんですか？」「腎臓病は冷え症なので冷やす薬(バファリン)は止めましょう」。 その後、バファリン中止、冷え症対策+補中益気湯内服で、再発はなく、2年前にとうとうプレドニンを離脱できました。が。 1ヵ月前から尿混濁・尿蛋白・浮腫が出現。2年ぶりに再発してしまいました。「バファリン止めてるのに何で再発したんですか？」「K市で通院されてください」「主治医が退職してしまいました」「来ないでください」「入院は嫌です」「普通は入院です」「手持ちのプレドニンと補中益気湯とマコモ足湯で頑張ります」「4-2-0で内服してください」。電話とメールでやり取りしておりましたが･･･ その後、急速に浮腫と蛋白尿は消失し「3-0-0」まで減量できたら･･･亀クリまで受診に来てしまいました。 本人は「冷え」ばかり気にしておりますが、診察をしたら鼓膜発赤と鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したらｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)でした。 腎臓病は冷え症のアレルギー体質ですので、「冷え」と「汚染」が良くありません。 以前は「何らかの感染」＋「鎮痛剤常用」で頻回再発していたのが、今回は「マイコプラズマのスーパー抗原」＋「冷えは少しだけ」だったので、比較的回復が早かったようです。 同時期に全身発赤ガサガサが急にひどくなり、1ヵ月間ステロイド漬けだった旦那様も一緒に受診しましたが、ミミハナノドが赤かったので検査したら、やはりｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)でした。 夫婦でマイコをうつしあっていたようですが、旦那様は強酸性水消毒＋ミノペンですっかり良くなりました。 奥様にもミノペンとプレドニンと補中益気湯をたくさん処方して「もう来ないでね」とお願いしました。 S県の人はS県でかかってね。亀クリには来ないでね。お願いね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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