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カテゴリ:ホメオパシー
「便の検査をしてもいいですか?」
「してください」 「薬を出してもいいですか?」 「薬はいりません!」 「あとで電話しますね」 「薬はいりません!!」 「O-74が出ましたが」 「薬はいりません!!!」 2日前から水様性の下痢が2回/日ある2ヵ月の女の子。「赤ん坊はバイ菌に弱いので検査をさせてください」とお願いしたら検査をさせてくださいましたが、「薬を処方してもいいですか?」と訊ねたら「ホメオパシーをしているので必要ない」とのことでした。 便迅速検査ではアデノウィルス(-)、ロタウィルス(-)でしたので「便培養の結果は後日電話しますね」なにも処方せずに帰しました。 便培養では、病原性大腸菌(O-74)(3+)、黄色ブドウ球菌(1+)、緑膿菌(1+)、腸球菌(1+)を検出しましたので、電話をしたら「ホメオパシーで治すので薬はいらない」とのお返事でした。食中毒の説明を始めたら電話を切られてしまいました。 数日後に再受診しましたが「下痢は?」「まだ下痢してます」「抗生剤を内服して・・・」「便の検査してください!」「検査しても前回と同じだと思いますよ」「便の検査してください!!」・・・ 必要ないと思いつつも便培養を再検査したら、病原性大腸菌(O-74)(3+)、腸球菌(2+)、黄色ブドウ球菌(1+)を検出しました。当たり前だよね。 後で母乳育児の「幸先生」に電話して「問題起きてないの?」と聞いたら「ホメオパシーでもクラシカルはきちんと人を見ているから問題は起きてないよ」とのお返事でした。 ホメオパシーにもいろいろな流派があるようです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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