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カテゴリ:水痘
「水痘でしょうか?」
「水痘ですね」 「予防接種しておけばよかった><」 「お母さん飛騨の人ですか?」 「そうです」 「予防接種したいなんて珍しいですね」 水痘ウィルスはインフルエンザウィルスと同様、気温が低いと(25℃以下で)繁殖するウィルスですので(12~6月が好発期)、連日水痘の児が次々と受診します。できれば寒くなる前にワクチンを接種したいね。 水痘ワクチンは、日本で開発された世界に誇れるワクチン(80ヵ国以上で1600万人接種)なのに、医療後進国の日本では接種率は30%程度です(米国では原則全員接種で90%)。 その日本の中でも、全く接種しないどころか「水痘はワクチンにお金を払うよりも貰った方がお得」というのが山奥の無医村飛騨です。 毒多ぁも20年前に仙台(100万都市)に居た時にはせっせと打っておりましたが、飛騨高山に来たら「水痘は早めに貰ってくる」という風習に屈して全く接種しなくなってしまいました。 学校保健法で「水痘」は「すべての発疹が痂皮化するまで」お休みですが、飛騨では「貰いたい人がいる」「あげてくる」「やっと貰えたね」というのが日常会話です。隔離の必要なんて全くありません。 水痘ワクチンは7000~8000円もするからね。そりゃあ貰った方がお得だよね。国がケチだからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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