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カテゴリ:食物アレルギー
「ガサガサひどいので検査してください」
「餅食べてませんよね?」 「餅は毎日たくさん食べてます」 「検査よりも餅やめてください」 「えっ?餅は悪いんですか?」 「小麦(+)の児は玄米と餅米は禁止です」 「血液検査は?」 「2回連続数値が低いから無駄です」 生後6ヵ月の離乳食以来口の周りがガサガサの2才1ヵ月の女の子。 生後6ヵ月(初診)の時に食事指導をしましたが、覚えていないようです(その後来てないし)。 1年前の年末にも全身ガサガサになり(半年ぶりに2回目の受診)、食事指導をしましたが(パンと餅やめてね)、覚えていないようです。 1才3ヵ月の時に保育園のおやつでガサガサしたときにも血液検査と食事指導をしましたが(IgE:11、小麦0.94)、覚えていないようです。 1才6ヵ月の時にも検査と食事指導をしましたが(IgE:11、小麦0.67)、覚えていないようです。 ここ2週間ほど全身ガサガサがひどくなったので久しぶりに再受診しましたが「血液検査をして欲しい」とのことです。 餅を食べていないか聞いたら「たくさん食べてます」とのことです。 半年前と1年前に「パンと玄米と餅は痒くなると説明したのを覚えているか?」と聞いたら「知らなかった」「初めて聞いた」とのことでした。 受診するたびにお願いしたのは「家族にイネ科花粉症が居る可能性がある」「できれば両親も血液検査を」「イネ科の食べ物は食べすぎ注意」・・・ えっ?、イネ科の食べ物で痒くなるのは何かって?。パン・玄米・餅・筍>トウモロコシあたりでしょう。ジャガイモ(ナス科)とオレンジ(ミカン科)は、イネ科と共通抗原なので、若干注意が必要です。 いやいや、やっぱり最悪なのは「餅米」だね。飛騨では年末年始は朝から晩まで「餅」ばっかり食べまくるからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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