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カテゴリ:水痘
「3日で治してください」
「水痘知ってますよね?」 「知ってます」 「何で早く来なかったの?」 「いろいろ忙しくて」 「抗ウィルス剤早く内服してください」 「台湾旅行に行っても良いですか?」 「・・・痂皮化していればね」 5日前から咳嗽があり、4日前から首に水痘疹が出て、2日前から全身に水痘疹が拡がった、2才の男の子(IgE:189、バナナ0.35)。 1/11から台湾旅行に行くので「それまでに治してください」とのご要望です。こんなんばっかり。 学校保健法での休業期間は「すべての発疹が痂皮化するまで」ですが、実際にウィルスを一番まき散らすのは、発疹が出る直前です(予防接種以外で防ぐのは困難です)。水痘疹が出る前後をピークに、かさぶたが張りはじめると、ウィルス量はどんどん減っていきますので、経過の後半はうつりにくといえます。 3週間後に再受診しましたが、アストリック内服で、旅行には無事行けたようです。 えっ?、いきなり「水痘知ってますよね?」という言い方は失礼じゃないのかって?。 いやいや、4人兄弟の末っ子で、子育てベテランです。水痘は3人も看病してるし、保育園で水痘流行ってるし、飛騨では水痘の予防接種はしないし(もらってくる風習です)、そんな言われ方は、当然です。 そうそう、帰国後に「台湾は良かったですか?」と訊ねたら「日本の良さを再認識しました」とのことです。バナナ(+1)だしね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月02日 20時56分10秒
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