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カテゴリ:医療・制度・法律
「鼻汁を吸引してください」
「3才なら不要でしょう」 「この子は鼻をかまずに飲み込むんです」 「毒多ぁと同じ流派ですね」 「???」 鼻汁・鼻閉で時々受診する3才の男の子(IgE:1915、ダニ262.0、HD261.0)。鼻汁を吸引して欲しいと受診しました。 鼻粘膜は赤く腫れているものの「吸引するほどの鼻汁はない」と説明したら「この子はいくら言っても鼻をかまずに飲み込むんです」とお怒りのご様子です。「毒多ぁと同じ流派ですね」と言ったら目を丸くしておりました。 鼻汁(バイ菌の塊だね)はそこにとどまっていると、いろいろ悪さをしますので、移動させる必要があります。 外に出す(かむ・拭く・吸取る)か、下に出す(飲み込んで便になって出る)か、どちらかです。 毒多ぁは「飲み込む派」です。小児科は「接客業」ですので、お客様の前で鼻をかむわけにはまいりません(すするのは更に×)。 ぶっ通し喋りっぱなしの句読点でこまめに「後鼻漏」を飲み込みます。意識的に飲み込んだ「後鼻漏」は気管支には下りずに、食道→胃→便になって出ます。 ホスト亀クリでは、お客様の前では鼻はかみません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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