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カテゴリ:食物アレルギー
「妊娠中の食生活は?」
「妊娠中は食事に気を付けてました!」 「何食べてたの?」 「玄米と雑穀食でした」 「体重減ってますね」 「どうすればいいでしょう?」 「低アレルギーミルク足してください」 生後1ヵ月半から顔が真っ赤で全身ガサガサの生後5ヵ月の男の子。除去食+インタール+強酸性水消毒では改善しないので、血液検査をしたら・・・ IgE:334、卵白5(56.3)、小麦3(6.14)、大豆2(2.79)、ミルク2(2.63)、でした(少量しか採血できなかった><)。 体重も1ヵ月間で減っておりましたので(6305g→5692g)、低アレルギーミルクを足すことにしました。 玄米や雑穀米はイネ科の花粉症の家系では強力なアレルゲンとなりますので、妊婦が「健康のために」いきなり食べ始めるのは危険です。それどころか、悪い物を減らさずに「玄米を足せば治る」というサプリメント的考え方はさらに危険です。 玄米正食の開祖である桜沢如一先生は、宇宙の真理を追究していたら、たまたま玄米にたどり着いただけのことです。 玄米が正しいのではなく「正食」「食養」「身土不二」というような考え方が素晴らしいだけです。凡人には無理です。 たいていの〇〇教の団体は「教義は最高でも信者は最低」というのが普通です。開祖は高次元でも末端に行けば行くほど低次元で、社会の迷惑です。 「玄米を食べて健康になりましょう」というのはウソです。正しくは「玄米が食べられるくらい健康な体を作りましょう」です。 玄米食べる前に悪いもの減らしてね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月09日 21時21分36秒
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