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カテゴリ:ヘルペスウィルス
「頭痛がひどくてロキソニンが・・・」
「もう3週間経ってますね」 「もう遅いんですか?」 「とりあえず点滴してみましょう」 「効きました!」 「ぎりぎりセーフでしたね」 12/29から頭痛・眼痛がひどく、1/7に眼科でステロイド点眼とバルトレックスを処方されたものの、何の説明もないまま3週間ロキソニンを内服し続けている42才の女性。 ロキソニンを内服しないと痛くて眠れないので受診しました「このまま内服続けていいんでしょうか?」「帯状疱疹って言われませんでしたか?」「何も説明がなくて」「バルトレックスの内服は効きましたか?」「内服しているときは痛みが治まりました」「帯状疱疹神経炎ですね」「重いんですか?」「このまま治らないかもしれません」「なんとかしてください!」「初期治療の点滴をしましょう」「何でもしてください!」・・・ 三叉神経第1枝(眼神経)に出る帯状疱疹は、初期治療に失敗すると、帯状疱疹後神経痛(激痛)が一生残って、寝たきりにすらなることがあります。 遅ればせながら、抗ウィルス剤(ビクロックス)の点滴+補中益気湯+ノイロビタン(ビタミンB群)を開始したら、点滴3日間で劇的に改善しました。 もう少しで手遅れになるところでした。ギリセーフ!。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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