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カテゴリ:アトピー
「犬とHD陽性なので環境整備を・・・」
「犬を飼っていると免疫力が上がるんじゃないんですか?」 「???」 生後3週間から顔が真っ赤でアルメタを塗っていた11ヵ月の男の子。 生後3ヵ月で亀クリを受診しましたが、毒多ぁの過激な食事指導にショックを受けて母乳を断念し、生後4ヵ月の血液検査、IgE:63、卵白3(12.1)、犬3(10.0)、TARC:16110、の後から低アレルギーミルクに替えたら、どんどん良くなってしまいました。 生後9ヵ月の血液検査では、IgE:103、犬4(22.1)、卵白4(22.0)、HD1(0.38)、TARC:4640、でしたが、結果を聞きに来ませんでしたので、FAXを送ったら、やっと受診に来ました。 卵除去と環境整備の説明をしたら「犬を飼っていると免疫力が上がるんじゃないんですか?」と間の抜けたことを言っております。説明しても理解していただけないのであきらめました。犬が大好きでしょうがないようです。 理解できない勘違いの原因は何なのでしょうか?。可能性としては・・・ 1.食べて慣らすの犬バージョン?・・・杉の花粉をたくさん浴びて花粉症を治すというような無謀な 発想です。 2.イルカ療法などのアニマルセラピーと勘違いしている?・・・水棲動物と違い、毛のあるものは危険 です。 3.農村の家畜と暮らす家では免疫力が高まる・・・家畜が良いのではなく藁などに居る細菌に暴露 されると免疫力が高まりますが、飼っている動物に対するアレルギーがあると通用しません。 以前にあった「寄生虫を腸内に飼うとアレルギーが治る」というのと同じくらい馬鹿げた発想です。 馬鹿な話を信じるバカ親には指導する気力は起きません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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