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カテゴリ:インフルエンザ
「突然呼吸が苦しくなりました」
「吸入だけするね」 「原因はなんでしょうか?」 「インフルエンザっぽいね」 「インフルエンザの検査は?」 「今からK病院の救急外来で検査するから来てね」 「???」 生後1才から喘息発作を繰り返している7才の女の子(入院2回)。除去食+黄耆建中湯+シングレア+テオドール+テープで、かなり発作は少なくなりました。 2年前の血液検査でIgE:482、ダニ5(70.6)、HD5(65.7)、杉3(14.2)、オボムコイド2(2.19)、卵白2(1.15)、バナナ1(0.63)、小麦1(0.46)。 本夕、突然発作を起こしたので、ひさしぶり、19:20に亀クリを受診しました。受診してびっくり、熱がありました。39.0℃、SpO2:96%。喘鳴と陥没呼吸は、メプチン+インタール+パルミコート吸入で消失しましたが、インフルエンザが怪しいので「20時から小児夜間初期救急診察室の当番なのでK病院に来てね」すぐにK病院に向かいました。 インフルエンザ抗原(-)でしたが、救急外来なので、内緒でタミフルを1日分だけ処方したら、すぐに熱は下がりました。 翌朝すっかり元気になって亀クリを再受診しました。37.5℃。インフルエンザ抗原A(+)でした。 本当はインフルエンザ抗原(-)にはタミフル出しちゃいけないんだけどね。恐い恐い。 小児夜間初期救急診察室の当番は1回/5週です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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